ロック機構のためのロータ、および対応するロック機構
专利摘要:
ロック機構のステータに固定されるロータに組み合わせるために要する時間を短縮することができるロータ不動化手段、およびロータを提供する。 このロータ(7)は、斜角面ゾーン(15)を備えており、ロータ不動化手段は、取り付け位置においてロータ(7)を不動化するように、ロータ(7)の斜角面ゾーン(15)と協働することができる、弾性的に変形可能な突起(13)を有する舌片(11)を備えている。 公开号:JP2011506171A 申请号:JP2010537389 申请日:2008-12-04 公开日:2011-03-03 发明作者:ガルサン フィリップ;ライナー フィリップ 申请人:ヴァレオ セキュリテ アビタクル; IPC主号:B60K15-05
专利说明:
[0001] 本発明は、ロータ不動化手段によってロック機構のステータに固定される、自動車等のロック機構のためのロータに関する。] 背景技術 [0002] 図1に示すように、可動な舌片11、およびそれに組み合わされたコイルばね8の形態の、ロータ7を不動化させる手段は公知である。] 図1 [0003] 公知の一例によれば、舌片11は、実質的にU字形を呈しており、ロータ7に自身を留めるための固定部12が先端に形成された2つの側方分岐10、およびステータに形成された受け部に係合することができる、丸みを帯びた外側端を有する突起状の基部11Aを備えている。] [0004] コイルばね8は、突起状の基部11Aの内端領域において、舌片11のくぼみ9内に部分的に受容されている。ロータに設けられた受け部17には、コイルばね8の自由端を受容することができる形状のくぼみ18が形成されている。コイルばね8は、一端を舌片11によって、他端をロータ7によって支えられている。したがって、コイルばね8は、舌片11を、突起状の基部11Aがステータ内の対応する受け部に係合している位置に戻す復帰力を、舌片11に作用させる。] [0005] しかし、ロータにロータ不動化手段を組み合わせるときに、コイルばねおよび舌片の位置合わせは、面倒で時間を費やす作業である。] 発明が解決しようとする課題 [0006] 本発明は、ロータに組み合わせるために要する時間を短縮することができるロータ不動化手段を提供することを目的とするものである。] 課題を解決するための手段 [0007] この目的を達成するために、本発明は、取り付け位置においてロータを不動化するように、ロータの斜角面ゾーンと協働することができる、弾性的に変形可能な突起を有する舌片を備えているロータ不動化手段によって、ロック機構のステータに固定されるようになっているロータを提供するものである。] [0008] 本発明の1つの利点は、取り付けライン上の部品の数が最少になり、かつ作業数も最小になり、そのために、取り付け時間が最短になるということである。] [0009] 突起は、舌片と一体に形成されていることが好ましい。] [0010] 有利な一実施形態によれば、舌片は、実質的にU字形を呈しており、基部、およびロータに自身を固定するための固定部が先端に形成された2つの分岐を備えている。] [0011] 本発明は、さらに、舌片を受容する受け部を備えているロータを提供するものである。突起は、舌片を、この受け部の外側に向かって、すなわち舌片がこの受け部から突き出ている位置に向かって、半径方向に押し戻す働きをする。] [0012] この場合には、舌片は、ロータの受け部の外側に向いて、ステータの受け部と協働する面を有する。] [0013] 斜角面ゾーンは、ロータの軸に対して傾斜した接触面を形成しており、かつ突起は、この接触面に対して0°でない鋭角をなす軸を有していると有利である。] [0014] 舌片は、プラスチックから成っていることが好ましい。] [0015] 本発明は、さらに、本発明による上述のロータを受容することができるステータを備えている、自動車用のロック機構を提供する。] [0016] 本発明は、さらに、自動車の燃料タンクの燃料供給パイプを閉じるために、この燃料供給パイプの外側端に固定するように作られており、かつ本発明によるロータを受容することができる、ステータを形成している受け部を有する燃料タンク用のプラグを提供するものである。] 図面の簡単な説明 [0017] 従来技術によるロータ、およびロータ不動化手段の分解斜視図である。 本発明によるロータおよびロータ不動化手段の分解斜視図である。 本発明によって組み立てられたロータおよびロータ不動化手段の斜視図である。 ロータに取り付けられたロータ不動化手段の断面図である。] 実施例 [0018] 添付図面を参照して、単に非限定的な例として示す、本発明の好ましい実施形態に関する以下の説明を読むことによって、本発明の他の特徴および利点が、より明白になると思う。] [0019] 図1は、背景技術の説明において、既に上述した。] 図1 [0020] 以下の説明において、前述した部分と同一または同等の部分には、同一の符号を使用する。] [0021] 本発明によれば、舌片11と弾性手段とは、単一体として形成されている。図2に示すように、舌片11は、取り付け位置においてロータ7を不動化するように、ロータ7の斜角面ゾーン15と協働することができる、弾性的に変形可能な突起13を備えている。突起13は、舌片11の対称軸の領域に、舌片11と一体に形成されている。当然のことであるが、突起13は、舌片11に留められた別部材であってもよい。] 図2 [0022] 図2に示す実施形態においては、舌片11は実質的にU字形を呈しており、基部11A、およびロータ7に自身を留めることができる固定部12が先端に形成された、2つの側方分岐10を備えている。] 図2 [0023] 舌片11は、受け部17の内部で、突起13の作用によって、舌片11が受け部17と面一になっている位置と、舌片11が受け部17から突き出ている位置との間で、ロータ7の軸に垂直な軸に沿う並進運動ができるように、ロータ7の受け部17内に取り付けられる。] [0024] 図3に示すように、舌片11の基部11Aは、実質的に円弧状であって、組み立て時に突き出ており、ステータに形成された受け部に係合することができる。] 図3 [0025] 図4に示すように、斜角面ゾーン15は、ロータ7の軸線19に対して傾斜した接触面を形成している。したがって、突起13は、この接触面と鋭角α(0°ではない)をなす軸線21に沿っている。この鋭角αの大きさによって、舌片11の基部11Aの外側面が、ロータ7の受け部17から突き出ている位置にあるか、ロータ7の受け部17と面一になっている位置にあるかが決められる。突き出ている位置にあるときには、舌片11は、ロータ7を取り付け位置に不動化する。] 図4 [0026] 舌片11は、プラスチックから成っていることが好ましい。] [0027] したがって、本発明による、ステータへのロータの組み付けには、ロータ7の受け部17に舌片11を留める第1の作業と、舌片11を介してステータ5にロータ7を差し込む第2の作業とが必要である。このように、舌片11は、ロータ7を不動化して、より容易な取り付けを可能にする。] [0028] 本発明による、このようなロータを、ロータが固定されるステータを有するいかなるロック機構にも、取り付けることができることは極めて明白である。] [0029] ある一実施形態として、自動車の燃料タンクの燃料供給パイプの外側端に固定するように作られた、燃料供給パイプを閉じるための燃料供給プラグ内に設けられた、ステータを形成している受け部に、このようなロータを固定することができる。] [0030] 本発明によるロータが固定されるステータ、またはステータを形成する受け部に設けられるように作られている素子を、本発明の範囲から逸脱することなく変更することができる。] [0031] 7ロータ 8コイルばね 9、18くぼみ 10側方分岐 11舌片 11A 基部 12 固定部 13突起 15斜角面ゾーン 17 受け部 19、21軸線 α 鋭角]
权利要求:
請求項1 ロータ不動化手段によって、ロック機構のステータに固定されるようになっているロータ(7)であって、前記ロータ不動化手段は、取り付け位置において前記ロータ(7)を不動化するように、前記ロータ(7)の斜角面ゾーン(15)と協働することができる、弾性的に変形可能な突起(13)を有する舌片(11)を備えていることを特徴とするロータ。 請求項2 前記突起(13)は、一体に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のロータ。 請求項3 前記舌片(11)は、ほぼU字形を呈しており、基部、および前記ロータ(7)に自身を固定するための固定部(12)が先端に形成された2つの分岐(10)を備えていることを特徴とする、請求項1または2に記載のロータ。 請求項4 前記ロータ(7)は、前記舌片を受容する受け部(17)を備えており、前記突起(13)は、前記舌片(11)を、該受け部(17)の外側に向かって、すなわち、前記舌片(11)が受け部(17)から突き出ている位置に向かって、半径方向に押し戻す働きをするようになっていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1つに記載のロータ。 請求項5 前記舌片(11)は、前記ロータ(7)の受け部(17)の外側を向いて、前記ステータの受け部と協働する面(11A)を有することを特徴とする、請求項4に記載のロータ。 請求項6 前記斜角面ゾーン(15)は、前記ロータの軸(19)に対して傾斜した接触面を形成していること、および前記突起(13)は、該接触面に対して、0°でない鋭角(α)をなす軸線(21)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載のロータ。 請求項7 前記舌片(11)は、プラスチックから成っていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載のロータ。 請求項8 ステータ、および該ステータに固定された、請求項1〜7のいずれか1つに記載のロータ(7)を備えていることを特徴とする、自動車のためのロック機構。 請求項9 自動車の燃料タンクの燃料供給パイプを閉じるために、該燃料供給パイプの外側端に固定するようになっている、燃料タンク用の給油口キャップであって、ステータを形成している受け部、および該ステータを形成している受け部に固定された、請求項1〜7のいずれか1つに記載のロータ(7)を備えていることを特徴とする給油口キャップ。
类似技术:
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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